オウンドメディアの構築~運用の費用と相場を徹底解説!注意点やポイントも記載!

近年、多くの企業がマーケティング戦略の一環としてオウンドメディアの構築に注目しています。
しかし、その費用や相場については不透明な部分が多く、多くの企業担当者が頭を悩ませているのが現状です。
本記事では、オウンドメディア構築にかかる費用の内訳から、予算別の特徴、運用費用の相場まで、徹底的に解説します。

オウンドメディアの構築~運用の費用の見積もりの内訳
オウンドメディアの費用の相場を見ていく前に、まずはオウンドメディアの構築から運用における見積りの内訳をみていきましょう。
オウンドメディアの見積もりの内訳は主に以下の4つの要素から構成されています
| 費用項目 | 概要 |
|---|---|
| 企画・ディレクション費 | オウンドメディア全体の設計や進行管理にかかる費用 |
| CMS構築費 | CMSの導入や設定にかかる費用 |
| コンテンツ制作費 | 記事や動画などのコンテンツ作成にかかる費用 |
| デザイン・コーディング費 | サイトのデザインや実装にかかる費用 |
これらの費用の合計が、オウンドメディア構築にかかる総費用となります。それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。
企画・ディレクション費
企画・ディレクション費は、オウンドメディア全体コンテンツの構成を考える「企画」、またデザイナーやライターなどのクリエイターに指示を出す「ディレクション」に関わる費用です。
基本的には、専任の編集者(ディレクター)を配置し、クリエイターたちと一つのチームとしてオウンドメディアの運用に参画します。
CMS構築費
CMS構築費は、WordPressやWixなどのホームページ作成ツールを用いてオウンドメディアを構築する費用です。
自社で構築できればコストを安く抑えることが可能です。しかし、テクニカルな部分が多く複雑なため、社内に専門家がいない場合は外注をお勧めします。
コンテンツ制作費
コンテンツ制作費とは、オウンドメディア立ち上げ時に掲載する記事・動画などの制作費用のことです。
大きく「文字単価」と「1記事あたりの費用」の2種類の費用形態が存在しています。1文字当たり○○円という費用換算のやり方と、1記事当たり○○円という費用換算のやり方です。
また、法人サービスとして記事作成代行を提供している会社の場合、ライターの紹介やマッチング、調整業務などが発生するため「初期費用+月額+記事あたりの費用」が一般的な費用形態になります。
高単価にはなりますが、自社の事業領域に合った専門ライターの紹介、契約周りの面倒な業務の代行といったサービスもセットで提供されるので、質の高い記事を少ない工数で大量に作成できることがメリットです。
デザイン・コーディング費
デザイン・コーディング費は、オウンドメディアの見た目や機能を実装する費用です。主な作業内容は以下の通りです。
- ウェブデザインの作成
- レスポンシブデザインの実装
- HTMLコーディング
- CSSスタイリング
- JavaScriptによる動的機能の実装
これからオウンドメディアを立ち上げたい!という方は、ぜひ下記記事を閲覧してみてください
- オウンドメディアとは?コンテンツマーケティングとの違いなどを詳しく解説!
- BtoB企業のオウンドメディアの成功事例12選!成功企業の特徴も徹底解説
- オウンドメディアマーケティングとは?~知らないと乗り遅れる!今の時代に必須の手法を大公開!~
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2. オウンドメディアの構築にかかる費用・相場
ここからはオウンドメディアを構築するうえでかかる費用の相場についてお話します。
オウンドメディアの構築費用は、企業の規模や目的、求める品質によって大きく異なります。ここでは、一般的な相場を3つのカテゴリーに分けて解説します。
| 費用項目 | 概要 | 費用の目安 |
|---|---|---|
| 最小限の構築 | 無料CMSの利用 無料/低価格テンプレートの使用 自社でのコンテンツ作成 最小限のカスタマイズ | 20万円前後 |
| 一般的な構築 | CMSのカスタマイズ 基本的なデザイン作成 必要最低限の機能実装 初期コンテンツ作成(5~10記事程度) 基本的なSEO対策 | 30万円~100万円 |
| 本格的な構築 | 詳細な戦略立案とコンサルティング完全オリジナルデザイン 高度なCMSカスタマイズ 豊富な機能実装 質の高い初期コンテンツの大量作成(20~50記事程度) 詳細なSEO対策と分析ツールの導入 | 100万円~300万円 |
| 大規模構築/リニューアル | 大規模なデータ移行 複雑なシステム連携 AIを活用した高度な機能 多言語対応 大量のコンテンツ制作(100記事以上) 長期的なコンサルティングと運用サポート | 300万円以上 |
2.1 費用をとにかく抑えるなら最高で20万円前後
最小限の費用でオウンドメディアを立ち上げたい場合、最高で約20万円前後はかかると想定しておきましょう。
あくまで最高でかかる金額なので、中には5~10万円で抑えられる場合もあります。
具体的な方法としては下記のとおりです。
- CMS(WordPress等)を内製で利用する
- 無料または低価格のテーマやテンプレートを使用する
- コンテンツは自社で作成する
- デザインやカスタマイズは最小限に抑える
この方法では、サーバー代やドメイン代などの最低限の費用のみで立ち上げることができます。
ただし、独自性や機能性は限られるため、長期的には改善や投資が必要になる可能性が高いです。
またとにかく費用を抑えてオウンドメディアの立ち上げを行ったとして、諸々含めて最高でも約20万円前後はかかると考えておきましょう。
2.2 通常通りオウンドメディアを立ち上げるなら30万~100万円
一般的なオウンドメディアの構築費用は、30万円から100万円程度かかることが通常です。主に下記のような方法があります。
- CMSのカスタマイズ
- 基本的なページのデザイン作成
- 必要最低限の機能実装
- 初期コンテンツの作成(5~10記事程度)
- 基本的なSEO対策
この価格帯であれば、ある程度独自性のあるデザインと必要な機能を備えたオウンドメディアを構築することができます。
また、SEO対策で重要になる内部対策面の問題も解消される可能性が高いといえます。
しかし、これら立ち上げの業務には外部の専門家が必要です。初期投資として30万~100万円はかかるとかんがえておくとよいでしょう。
2.3 自社のコア施策としてオウンドメディアに注力していくなら100万円~300万円
オウンドメディアを自社のマーケティング戦略の中心に据える場合、より高品質なメディアが必要となります。
この場合、100万円から300万円程度の予算が必要になるでしょう。
- 詳細な戦略立案とコンサルティング
- 完全オリジナルデザイン
- 高度なCMSカスタマイズ
- 豊富な機能実装(会員機能、検索機能の強化など)
- 質の高い初期コンテンツの大量作成(20~50記事程度)
- 詳細なSEO対策と分析ツールの導入
この価格帯では、競合他社と差別化されたユニークなオウンドメディアを構築することができます。
加えて、オウンドメディアのコンセプトやターゲット、長期的な戦略設計からプロが入ってくれることで、成果がより出やすくなります。
一見、初期投資としてはかなり多額に感じるかと思いますが、長期的な運用を見据えた堅牢な基盤を整えることができます。
よって、将来的にはコスト削減による効率的なマーケティングチャネルにつながる可能性があります。
2.4 大規模なサイトのリニューアルなど大型案件では300万円以上
既存の大規模サイトをオウンドメディアとしてリニューアルする場合や、非常に高度な機能を追加場合は、300万円以上の予算が必要になることがあります。
このような大型案件では、以下のようなサービスが含まれることがあります。
- 大規模なデータ移行
- 複雑なシステム連携(CRM、MAツールなど)
- AIを活用した高度な検索・レコメンド機能
- 多言語対応
- 大量のコンテンツ制作(100記事以上)
- 長期的なコンサルティングと運用サポート
このレベルのオウンドメディアは、大企業や特定の業界でトップシェアを狙う企業、大規模サイトを扱っている企業などに適しています。
3. オウンドメディア運用の費用・相場
オウンドメディアの運用費用は、構築費用と同様に企業の規模や目的によって大きく異なります。
| 費用項目 | 費用の目安 |
|---|---|
| 記事企画・執筆 | 企画:1本あたり5,000円~20,000円 執筆:1文字あたり3円~10円 編集:1本あたり3,000円~10,000円 |
| 外部編集者依頼 | チェック・修正:1本あたり5,000円~20,000円 編集ディレクション:月額20万円~50万円 |
| 外部ライター依頼 | 一般記事:1文字あたり3円~10円 専門記事:1文字あたり10円~30円取材記事:1本あたり30,000円~100,000円 |
| システム運用費 | サーバー・ドメイン:月額5,000円~20,000円 CMS:月額0円~50,000円 |
| SEO対策 | 月額10万円~50万円 |
| アクセス解析・レポート | 月額5万円~20万円 |
| SNS運用 | 月額10万円~30万円 |
ここでは、運用に関する主な費用項目とその相場について解説します。
3.1 記事の企画~執筆にかかる費用・相場
オウンドメディアの運用において最も重要なのは、定期的に質の高いコンテンツを発信し続けることです。
記事の企画から執筆までにかかる費用の相場は以下の通りです。
・記事企画:1本あたり5,000円~20,000円
・執筆(ライティング):1文字あたり3円~10円(1,000文字の記事で3,000円~10,000円)
・編集・校正:1本あたり3,000円~10,000円
例えば、月に10本の記事を発信する場合、以下のような計算になります。
(企画10,000円 + 執筆7,000円 + 編集5,000円) × 10本 = 220,000円/月
ただし、記事の長さや難易度、求める品質によって大きく変動する可能性があります。
3.2 外部編集者に依頼する際の費用・相場
品質管理や一貫性を保つために、外部の編集者に依頼する場合もあります。外部編集者への依頼費用の相場は以下の通りです
記事のチェック・修正:1本あたり5,000円~20,000円
編集ディレクション:月額20万円~50万円
編集者に依頼することで、コンテンツの質が向上し、ブランドの一貫性を保つことができます。
3.3 外部ライターに依頼する際の費用・相場
外部ライターに記事の執筆を依頼する場合の費用相場は以下の通りです。基本的には、「文字単価」と「記事単価」で依頼する2つのケースが存在します。
一般的な記事:1文字あたり3円~10円
専門性の高い記事:1文字あたり10円~30円(1,000文字の記事で10,000円~30,000円)
記事単価が決まっている場合:1本あたり50,000円程度
取材を伴う記事:1本あたり30,000円~100,000円
外部ライターを活用することで、多様な視点や専門知識を取り入れたコンテンツを制作することができます。
3.4 その他の運用費用
コンテンツ制作以外にも、以下のような運用費用が発生する可能性があります:
サーバー・ドメイン維持費:月額5,000円~20,000円
CMS利用料:月額0円~50,000円(使用するCMSによる)
SEO対策費:月額10万円~50万円
アクセス解析・レポート作成:月額5万円~20万円
SNS運用費:月額10万円~30万円
これらの費用は、オウンドメディアの規模や運用方針によって大きく変動します。あくまで目安として考えておくとよいでしょう。
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4. オウンドメディアの費用を節約するポイント
オウンドメディアの構築・運用には一定のコストがかかりますが、以下のポイントを押さえることで、費用を抑えることができます。
4.1 制作費用を節約するポイント
- 無料のCMSを活用する
- WordPressなどの無料CMSを使用することで、初期構築コストを大幅に削減できます。
- テンプレートやテーマを利用する
- 完全オリジナルデザインではなく、既存のテンプレートやテーマをカスタマイズすることで、デザイン費用を抑えられます。
- 必要最小限の機能から始める
- 最初から高度な機能を実装するのではなく、必要最小限の機能から始めて、徐々に拡張していく方法を取ります。
- 自社でできる作業は内製化する
- コンテンツの企画や執筆、簡単な更新作業などは自社で行うことで、外注コストを削減できます。
- 複数の見積もりを取る
- 制作会社によって料金設定が異なるため、複数の会社から見積もりを取って比較検討します。
4.2 運用費用を節約するポイント
オウンドメディアの運用には継続的なコストがかかりますが、適切な戦略と工夫により、その費用を効果的に抑えることができます。
以下に、オウンドメディアの運用費用を節約するための9つの重要なポイントをご紹介します。
- コンテンツ制作の一部を内製化する
- 社内の専門家や従業員にコンテンツ制作に参加してもらうことで、外注コストを削減できます。
- 長期的な視点で質の高いコンテンツを作成する
- 一時的なトレンドに左右されない、長期的に価値のあるコンテンツを制作することで、更新頻度を抑えることができます。
- ツールを活用して効率化を図る
- SEO分析ツールや記事管理ツールなどを活用することで、作業効率を上げ、人件費を抑えることができます。
- リサイクルコンテンツを活用する
- 過去の人気コンテンツを更新・再編集して公開することで、新規コンテンツ制作のコストを抑えられます。
- フリーランスや外部ライターを適切に活用する
- 専属のライターを雇うのではなく、必要に応じてフリーランスや外部ライターを活用することで、固定費を抑えることができます。
- アナリティクスを活用してROIを最大化する
- アクセス解析ツールを活用して、効果の高いコンテンツや施策に集中することで、投資効率を高めることができます。
- 自動化ツールを導入する
- コンテンツ配信やSNS投稿の自動化ツールを導入することで、運用にかかる人的コストを削減できます。
- コンテンツカレンダーを活用する
- 計画的にコンテンツを制作・公開することで、急な外注や追加コストの発生を防ぐことができます。
- クラウドソーシングを活用する
- 一部のコンテンツ制作やデザイン作業をクラウドソーシングで外注することで、コストを抑えられる場合があります。
これらのポイントを押さえることで、オウンドメディアの運用コストを適切に管理しつつ、効果的なメディア運営を行うことができます。ただし、過度なコスト削減はコンテンツの質の低下につながる可能性があるため、バランスを取ることが重要です。
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5. オウンドメディアの費用面での注意点
オウンドメディアの構築・運用を行う際には、外注と内製のいずれかで進めていきます。ここでは、外注・内製それぞれの費用面での注意点を以下にまとめました。
5.1 外注の際は座組みを意識して費用を投下する
オウンドメディアの構築や運用を行う際には、必ず「座組み」を優先的に決め切りましょう。

一部分だけ外注したり、あるいはすべて外注したり、どのような座組みでオウンドメディアを構築・運用していくかを決めることが先決です。
座組みが決まり次第、その座組みに合わせた費用形態をきめていきます。その際、以下の点に注意して費用を投下することが重要です
- 適切なパートナー選び
- 外注先として単に安価な業者を選ぶのではなく、自社の業界や目的に合ったノウハウを持つパートナーを選びます。また、自社の座組みに合わせたサービスを提供できる外注先であることも重要です。
- 段階的な投資
- 一度に大きな投資をするのではなく、段階的に投資を行い、効果を確認しながら進めていきます。特に、記事作成周りのライターなどは、一気に囲い込んでも管理工数が膨らんでしまいます。少しずつ体制を整えていきつつ投資を行っていきましょう。
- コミュニケーションコストの考慮
- 外注先とのミーティングや連絡調整にかかる時間と労力も費用に含めて考える必要があります。定期的な報告やすり合わせなどしっかりとスケジューリングしなければ、外注しているにも関わらず多大な工数につながってしまいます。
- 知識の内部蓄積
- 外注しつつも、社内でノウハウを蓄積していくことで、将来的なコスト削減につながります。常に外注に頼りきりでは継続的に費用が掛かり続けます。特にコンサルティング会社などのナレッジ系の支援を受ける場合は、将来定期には内製化できる状況を作ることを目的にしてもよいかもしれません。
5.2 内製の際は効率化を軸に費用を投下する
オウンドメディアの構築から運用までを内製して進めていく場合は「効率」をキーワードにして運用していくことをお勧めします。
なぜなら、内製でのオウンドメディアを構築・運用にはかなりの労力を要し、成果の出ない状態で構築・運用がストップすることが多いからです。
よってもし、内製でオウンドメディア構築・運用をする際には、以下の点に注意して費用を投下することが重要です。
- 人材育成への投資
- オウンドメディア運営に必要なスキルを持つ人材を育成するための研修や教育に投資します。記事を作成できることはもちろん、ディレクションができたりSEO対策に詳しい人材も必要になります。
- 効率的なワークフローの構築
- コンテンツ制作や公開のプロセスを効率化するためのツールや仕組みづくりに投資します。ルールがない状態で運用を進めると、だんだんと業務内での優先度が下がっていき、結局施策として機能しなくなることが多くあります。
- 品質管理システムの整備
- 内製の場合、品質にばらつきが出やすいため、チェック体制やガイドラインの整備に投資します。複数担当者がライティングを行う際は、特に品質のばらつきには注意しましょう。専任の編集者を設置するなどの体制構築が重要です。
- 外部リソースの適切な活用
- すべてを内製化するのではなく、専門性が必要な部分は外部リソースを活用するなど、バランスを取ります。初期は社内で記事企画から執筆を回していたものの、想定よりも工数をひっ迫させてしまうなどがあるかもしれません。そんな時は思い切って外注に頼れるようにしておきます。
- モチベーション維持の工夫
- 内製の場合、担当者のモチベーション維持が重要です。評価制度や報酬体系の整備にも注意を払いましょう。とある会社では記事を執筆した社員には、その月の特別報酬を渡すなどのインセンティブをつけることで、前者としてオウンドメディアの運用を成功させている層です。
- スケーラビリティの確保
- 将来的な拡大に備え、柔軟にスケールアップできる体制づくりを意識します。「Web経由からのリード数を増やしたい!」となった際に、ライターの数が必要になります。社内でも定期的にオウンドメディアのライターを募集しておくとよいでしょう。
外注と内製のどちらを選択するかは、自社の状況や考慮して判断することが重要です。ただそれぞれに注意すべき点があります。
オウンドメディアを成功させるためにも、必ず注意事項を実践しましょう。
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6. オウンドメディアの費用相場の事例
実際のオウンドメディア構築・運用の費用相場を、いくつかの事例を通じて見ていきましょう。かかりそうな予算感などを具体的に把握してもらえると幸いです。
6.1 某マーケティングメディアの構築費用の事例
- 業種:BtoBマーケティングサービス
- 目的:リード獲得とブランディング強化
- 構築費用の内訳:
- 企画・戦略立案:50万円
- デザイン・コーディング:100万円
- CMS構築・カスタマイズ:80万円
- 初期コンテンツ制作(20記事):60万円
- SEO対策:30万円
- 総額:320万円
特徴:
- 質の高いデザインと使いやすいUXを重視
- 記事の執筆は業界の専門家に依頼
- リード獲得のための機能(資料ダウンロードなど)を実装
- 【BtoBコンテンツマーケティングブログ】コンテンツのチカラを最大限に引き出す!リード獲得のコンテンツマーケティングのプロセスを事例と一緒に大公開!
- 【マーケターは大注目‼】デジタルマーケティングの今後は「コンテンツ化」がキーワード!デジタルマーケティングにはどんな未来が待っている?
6.2 某不動産メディアの運用費用の事例
- 業種:不動産情報サービス
- 目的:物件情報の提供と顧客獲得
- 月間運用費用の内訳:
- コンテンツ制作(記事10本/月):20万円
- 編集ディレクション:15万円
- SEO対策・分析:10万円
- システム保守・管理:5万円
- 広告運用:30万円
- 月額総額:80万円
特徴:
- 地域特化型の不動産情報を提供
- ユーザーの口コミや体験談を積極的に掲載
- SEOと広告を組み合わせた集客戦略を展開
6.3 某レンタルサービスメディアの費用の事例
- 業種:オンラインレンタルサービス
- 目的:サービスの認知度向上と会員獲得
- 初期構築費用:250万円
- 月間運用費用の内訳:
- コンテンツ制作(記事5本/月):15万円
- SNS運用:10万円
- アクセス解析・改善施策:8万円
- システム保守・管理:3万円
- 月額総額:36万円
特徴:
- 商品の使用シーンを想定したコンテンツを中心に制作
- インフルエンサーマーケティングを積極的に活用
- ユーザーの利用データを分析し、コンテンツ改善に活用
これらの事例から分かるように、オウンドメディアの費用は業界や目的によって大きく異なります。自社の状況や目標に合わせて、適切な予算配分を行うことが重要です。
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まとめ
オウンドメディアの構築・運用には一定の費用がかかりますが、長期的な視点で見ると、自社のマーケティング資産として大きな価値を生み出す可能性があります。
今回お話した内容をまとめると下記です。
- オウンドメディアの費用構成:主に企画・ディレクション費、CMS構築費、コンテンツ制作費、デザイン・コーディング費から成る。
- 構築費用の相場:
- 最小限の構築:20万円前後
- 一般的な構築:30万~100万円
- 本格的な構築:100万~300万円
- 大規模構築/リニューアル:300万円以上
- 運用費用の主な項目:記事企画・執筆、外部編集者/ライター依頼、システム運用費、SEO対策、アクセス解析・レポート、SNS運用など。
- 費用節約のポイント:内製化、長期的視点でのコンテンツ作成、ツールの活用、リサイクルコンテンツの活用、フリーランスの適切な活用など。
- 外注と内製の選択:自社の状況や目的に応じて、適切にバランスを取ることが重要。
- 長期的視点の重要性:オウンドメディアは継続的な運用が必要であり、初期費用だけでなく運用費用も含めた長期的な予算計画が重要。
- 品質とコストのバランス:過度なコスト削減はコンテンツの質の低下につながる可能性があるため、適切なバランスを取ることが重要。
- 個別の状況に応じた判断:企業の規模、業界、目的によって最適な費用配分は異なるため、自社の状況に合わせた判断が必要。
オウンドメディアは、一度構築して終わりではなく、継続的な運用と改善が必要です。初期費用だけでなく、運用費用も含めた長期的な予算計画を立てることが重要です。
自社の状況や目的に合わせて、適切な投資と運用を行うことで、効果的なオウンドメディアを構築・運用することができるでしょう。


コンテンツマーケティングおたく。SEOとソーシャルメディアを活用したマーケティングが得意。大学在学中から店舗向けのSNSマーケティングサービスを提供。その後、都内のマーケティング会社にてSNSコンサルタントを経験。その後、SEOツールのセールスとして活動し、現在はメディア運営を主業務としたコンテンツマーケターとして活動中。


