
コンテンツマーケティングとは、魅力的な情報発信を通じてお客様の心を動かし、来店につなげるマーケティング手法です。
飲食店の経営において「集客」は最も重要な課題の一つです。
しかし、多くの飲食店では広告費用の高騰や、単なる情報発信に終始するSNS運用など、効果的な集客方法が見つけられずに悩んでいます。
今回は、飲食店を経営している方、売上に責任のある方へ「飲食店のコンテンツマーケティング」についてご紹介します。

コンテンツマーケティングおたく。SEOとソーシャルメディアを活用したマーケティングが得意。大学在学中から店舗向けのSNSマーケティングサービスを提供。その後、都内のマーケティング会社にてSNSコンサルタントを経験。その後、SEOツールのセールスとして活動し、現在はメディア運営を主業務としたコンテンツマーケターとして活動中。

飲食店がコンテンツマーケティングを行うメリット
飲食店がコンテンツマーケティングを行うメリットについて、4つの重要なポイントからご説明します。
1. 低コストで集客できる資産の構築
コンテンツマーケティングを実践することで、低コストで継続的な集客が可能な資産を築くことができます。
作成した情報(コンテンツ)は、お客様との接点を増やし、来店を促す重要な資産となります。
例えば、Instagramのリール動画を1本作成すれば、ストーリーズでの活用はもちろん、TikTokやYouTubeでも公開でき、さらに一部を切り取って別の機会にも使用できます。
そして、アカウント内の投稿が増えていくほど、お客様の来店意欲を高める魅力的なプロフィールが形成されていきます。
Content Marketing Instituteのレポートによると、コンテンツマーケティングは従来の広告と比べて約3倍の見込み客を生み出し、コストを62%抑えることができるとされています。
このように作成したコンテンツが資産となっていき、集客し続けてくれることは非常に大きなメリットであるといえるでしょう。
2. 信頼関係の構築
コンテンツマーケティングを通じて、お客様との信頼関係を築くことができます。
多くの方は飲食店を選ぶ際に「そのお店は来店する価値があるか」を最も重視します。料理や雰囲気、接客が期待するレベル以上であるかどうかを判断するのです。
しかし、通常の広告媒体への掲載だけではお客様が求める情報をすべて発信することは難しく、部分的な情報提供に留まってしまいます。
そこでコンテンツマーケティングを活用し、お店の情報を総合的に発信していきます。お店の雰囲気や料理をショート動画で撮影し公開したり、メニューや新商品をSNSで投稿することもできます。さらに従業員やシェフを紹介することでより強い信頼感を生み出すことができます。
Content Marketing Instituteのデータでは、65%の消費者向けマーケターが、情報提供を重視することでお客様からの信頼を高める効果があると報告しています。
また、84%のマーケターが、お店の物語や役立つ情報の発信が、お客様との長期的な関係を築くために重要だと認識しています。
3. 継続的なファンの獲得
コンテンツマーケティングは、お店の継続的なファンを獲得することができます。
多くの飲食店は新規のお客様の獲得に日々追われています。もちろん新規のお客様を継続的に獲得することは、売上の基盤を築くために欠かせません。
株式会社Macbee Planetの調査によると、飲食店をはじめとする消費者向けビジネスでは、新規のお客様の獲得が難しくなっていると感じる事業者が89%存在するというデータがあります。
消費者向けビジネスにおいて新規のお客様の獲得は非常に重要な位置を占めているにもかかわらず、ほとんどの事業者の大きな悩みとなっているのです。
しかし、コンテンツマーケティングに取り組むことで継続的なファンの獲得が可能となり、既存のお客様からの集客も期待できます。
BRAND360のデータによると、81%の消費者向けマーケターが、自社のコンテンツマーケティングがお客様との信頼関係を強化し、継続的な関係構築に成功したと評価しています。
コンテンツの発信を通して、自社の顧客とロイヤルティを強化し、顧客との関係構築ができれば、自社の既存顧客の獲得を可能にするのです。
4. ブランドの確立
コンテンツマーケティングを継続することで、お店のブランドを確立することができます。
ブランドは、日々の集客活動の積み重ねによって形作られます。毎日の情報発信や接客の結果が、お店のブランドとして確立されていくのです。
そしてコンテンツマーケティングは、このブランド作りに大きく貢献する手法といえます。
2022年のContent Marketing Instituteの調査によると、80%の消費者向けマーケターが、コンテンツマーケティングによってブランドの認知度を効果的に高めることができたと報告しています。
さらにNarratoによる調査では、49%の消費者向けマーケターがブランド認知の向上をコンテンツマーケティングの最優先事項に挙げており、これにより長期的なブランド価値の向上を期待しています。
飲食店はSNSを軸にして情報を発信する
ここからは飲食店という業態に合った具体的な情報発信の方法についてお話ししていきます。
ズバリ、飲食店のコンテンツマーケティングは「SNS」を活用した戦略を立てることが非常に重要です。
情報発信の戦略は次の5つの段階に分けられます:
- 認知・興味喚起
- 検索
- 比較・検討
- 来店
- 拡散
重要なポイントは、各段階に適した情報発信の方法を選ぶことです。
ただし、飲食店をはじめとした店舗型ビジネスの場合は、情報発信の手段を広げすぎる必要はありません。飲食店への来店を検討するお客様の情報収集は、比較的限られた範囲で行われるためです。
そのため、発信手段から考えるのではなく、発信する内容から考えていく方が成果につながりやすい傾向があります。
ここでは飲食店が発信するべき、3つの情報発信タイプを紹介します。
情報発信の方法①:強みを活かした発信
お店を知ってもらい、興味を持ってもらうためには、自店の強みを活かした情報発信が効果的です。
例えば、ユニークなメニューの種類が豊富なパン屋さんであれば、公式アカウントでパンの写真や動画を継続的に発信することで、お客様の認知と興味を高めることができます。
店舗によって強みは様々です。おいしいメニュー、特徴的な飲み物、テラス席、店内の雰囲気など、お店ならではの魅力を積極的に発信していきましょう。
情報発信の方法②:お客様の投稿の活用
認知・興味喚起の段階で非常に効果的なのが「お客様が作成した投稿(UGC)の活用」です。
UGC(ユーザー・ジェネレイテッド・コンテンツ)とは、お店ではなくお客様によって作成された投稿のことを指します。
SNSは元来、お客様同士の投稿によって成り立っている場所であり、話題のお店について多くの方が情報を発信しています。
そのような中でお店を紹介してくれるアカウントを見つけ、積極的にアプローチすることで情報発信に協力してもらいましょう。
例えば、お店がある地域に特化したカフェ紹介アカウントや居酒屋に特化した紹介アカウントなどが該当します(※これらのアカウントは検索で見つけることができます)。
投稿の内容や反響、コメントの様子を確認し、お店を紹介してくれそうなアカウントにダイレクトメッセージを送りましょう。有償での紹介を依頼できる可能性もあります。
ただし、注意すべき点として「紹介される明確な理由」が必要です。例えば見た目の良い料理を提供していたり、高級食材を手頃な価格で提供するなど、多くの方の目を引く特徴が必要です。
そのような特徴がない場合は、意図的に作り出す必要があります。集客の観点からも、サービスの観点からも「紹介したくなる特徴」は非常に重要なのです。
情報発信の方法③:ファンを増やす投稿
多くの飲食店があまり取り組めていない方法として、ファンを増やすための投稿があります。
ファンを増やす投稿とは、お店に好意的な印象を持ってもらうための情報発信です。
良い例としてMikkeller Tokyoの投稿を見てみましょう。
積極的に従業員やメンバー、お客様との写真を投稿し、お店の魅力を伝えています。
飲食店の価値は、見た目の良い料理やお店の雰囲気など、目に見える部分だけではありません。人やお店のコンセプトに魅力を感じて来店される方も多いのです。
また、このような情報を継続的に発信することで、従業員やお店のコンセプトのファンになってくれる可能性も高まります。
ぜひ、スタッフやお店の想いといった、より本質的な部分も情報として発信していきましょう。
飲食店と相性の良い情報発信方法
ここからは飲食店と相性の良い情報発信の方法をご紹介していきます。
SNSの投稿
飲食店の情報発信において、SNSでの投稿は非常に重要な手段であり、欠かすことはできません。
2023年の調査によれば、日本の企業の約70%がSNSを活用した集客に取り組んでおり、そのうち約60%が売上向上を実感しています。また、お客様の約80%がSNS上でお店の情報を集めているとの報告もあります。
SNSでは、お客様同士がつながり合い、一人ひとりが情報の発信者となります。
これにより、口コミや個人の体験談が共有されるようになります。つまり、二次情報ではなく、実際に来店した方の生の声が集まる場所として「情報の信頼性が高い」と判断される傾向があります。
実際に、2020年11月の「HOUSE OF INSTAGRAM JAPAN 2020」では、日本のInstagramユーザーがハッシュタグ検索を行う頻度が、世界平均の5倍であることが報告されています。
飲食店が最も自店の強みを活かせる場所はSNSです。SNSでの情報発信を充実させ、魅力的な投稿で集客につなげましょう。
ショート動画
ショート動画の魅力は拡散力です。多いときでは1回の投稿で数万回の再生数を達成することもあります。
現代人はTikTokを皮切りに、ショート動画の需要が一気に高まりました。
2023年の調査では、ショート動画がインターネットトラフィックの90%を占めると予想されているほどです。
今では、TikTokだけでなく他のSNSもショート動画のフォーマットを取り入れています。YouTubeではYouTubeショート、InstagramではReels動画として、お客様の体験を向上させています。
このようにショート動画は、情報発信の中でも非常に重要な位置を占めているのです。
チラシ・看板
チラシ・看板は従来からの手法ではあるものの、今でも効果的な情報発信手段です。
飲食店は商圏が限られています。よほどの人気店でなければ、お客様は遠方からわざわざ来店することはありません。
そこで、お店の周辺にチラシや看板を設置し、まずは近隣のお客様にお店を知ってもらい、興味を持ってもらいましょう。
後ほどお話しますが、飲食店などの商圏が限定的な業種は、周辺地域からの集客が非常に重要です。日々SNSで見るような人気店を目指すあまり、周辺へのアプローチをおろそかにするケースは避けるべきです。
まずは自店の商圏に対して、チラシ・看板を活用した認知拡大・興味喚起を行う必要があります。
ホームページ
ホームページは必要に応じて作成・運用を検討するとよいでしょう。
実際には、飲食店を検討しているお客様は、ホームページを訪れることは少ないものです。SNSアカウントやGoogleマップで基本的な情報は収集できるためです。
利用用途は、一度来店されたお客様が気になって訪れたり、来店を決める際に確認する程度です。
凝ったデザインのホームページは必要ありませんが、更新情報の発信の場としてシンプルなものを用意するのがよいでしょう。
飲食店が活用すべき情報発信チャネル
次に飲食店が運用すべき情報発信チャネルをお話しします。Instagram
飲食店のマーケティングにおいてInstagramは欠かせません。飲食店を探すほとんどの方がInstagramを利用しています。
なぜなら「視覚的に情報を収集できる」ことと「第三者による情報を適切に確認できる」からです。
メニューやお店の雰囲気は視覚的に確認したほうが信頼でき、それが過去に来店したことのある方の情報であればなおさら参考になります。
その顕著な例がハッシュタグ検索です。サイバー・バズの調査によれば、女性Instagramユーザーの約4割がハッシュタグ検索をきっかけに購買経験があるとされています。
Instagramは必ずといってよいほど飲食店が活用すべきチャネルです。
TikTok
TikTokは拡散力に優れており、多くのお客様にリーチすることが可能です。
特に若年層に向けた訴求を行う場合はTikTokほど適した媒体はありません。さらに、TikTok内には飲食店やカフェを紹介するアカウントが多数存在します。
こうしたアカウントは自身の発信する情報にファンを持っているため、お店が紹介されることによる影響力は非常に高いといえるでしょう。
積極的にこうした発信者とコラボレーションし、効果的な情報発信を目指しましょう。
インフルエンサー
インフルエンサーは飲食店だけでなく、消費者向けビジネスすべてに共通して非常に効果的な情報発信のチャネルです。
インフルエンサーには、それぞれに熱心なファンが存在します。そうしたファンに対してお店を紹介できれば、大きな効果が期待できます。
特に認知度の向上が課題のお店は、インフルエンサーに来店してもらい、その魅力を紹介してもらうことが効果的です。
飲食店の場合は、有名人へのアプローチよりも、食やカフェなどの特定カテゴリーで影響力のあるインフルエンサーを起用するとよいでしょう。
影響力の強すぎるインフルエンサーの場合、かえって協力を得られにくかったり、発信してもファンの興味を引けない可能性もあります。
YouTube
YouTubeも非常に効果的な情報発信チャネルといえます。
なだ万チャンネルのように、シェフへのインタビューや料理の簡単なレシピなどを動画で取り上げると効果的です。
YouTubeは効果的な情報発信チャネルであり、Googleの公式発表によれば2024年7月時点で、国内の月間アクティブユーザー数は7,120万人と報告されています。
MEO対策
MEO対策によって、飲食店は効果的な集客につなげることができます。
MEOとは、お客様が「地域名×イタリアン」「地域名×カフェ」と検索した際に、Googleマップと一緒に上位に表示される場所(ローカルパック)で、より上位に表示されるよう対策することです。

「地名×業種」で検索するお客様は、「その地域に今いて、お腹が空いている」という状態です。つまり、認知から来店までのスピードが非常に速いことになります。
MEO対策をすることで、すぐに来店につながるお客様の獲得が期待できます。
飲食店の情報発信戦略
ここからは飲食店の情報発信戦略についてお話しします。
基本的に飲食店の情報発信は、SNSを軸にした戦略の設計が非常に重要です。
SNSを軸にした戦略設計
下記に飲食店の情報発信戦略の例を挙げました。あくまで例ですので、業態や業種に合わせて適宜調整してください。

飲食店の情報発信は、SNSを中心に考えるとよいでしょう。
なぜなら、来店の決定要因として以下が非常に重要になるからです:
- 世間の評判
- 他のお客様からの評価
- 雰囲気や料理の見た目などの視覚情報
ここからは各段階に分けて説明していきます。
認知~興味喚起
認知~興味喚起を狙う場合に最適なのはInstagramとGoogle検索(MEO対策)です。
Instagramは飲食店へのニーズがまだない「潜在層」に向けた認知に特化しています。それに対して、Google検索(MEO対策)は飲食店へのニーズを持っている「顕在層」に向けた認知に特化しています。
そのため、InstagramとGoogle検索(MEO対策)の両方を活用できれば、潜在層・顕在層の両方へアプローチできます。

ここでポイントとなるのが、「どのように来店につなげるか」です。例えばInstagramで、おしゃれなカフェを見つけた時、見つけてからすぐに来店する可能性は低いでしょう。
多くの場合、時間ができたり、近くを歩いている際に「そういえばこの前見たカフェがこの辺にあった!」と思い出して来店します。
そのため、思い出してもらえるように、Instagramでは「保存機能」や「シェア機能」、「フォロー」をしてもらうことを当面の目標としましょう。
このように各段階でのお客様の検討度合いを見極めながら、情報発信を設計していきましょう。
シェア・再来店の促進
来店いただいたお客様に、口コミやSNS投稿をしていただきましょう。
口コミやSNS投稿といったお客様からの情報発信は、非常に強力な来店決定要因となります。これらは、お店の集客資産となる重要な情報となります。
そのためには、「口コミやSNSでシェアしていただくためのきっかけ」を作りましょう。シンプルですが、最も効果的な方法です。
例えば:
- Googleマップの口コミを投稿してくださった方にアイスクリーム1つプレゼント
- ハッシュタグで投稿してくださった方に、次回から飲み放題無料
といった形です。
お客様は特別な理由がなければ、自発的に口コミやSNSへの投稿をすることは少ないものです。サービスに大きな不満があったり、逆に非常に感動したときに限られるでしょう。
そのため、口コミを増やすだけでなく、サービスの質自体を高めることも非常に重要です。
飲食店の情報発信成功のコツ
ここからは飲食店のコンテンツマーケティングの成功のコツについてお話ししていきます。
まずは自店エリア内での集客を実現する
見落としがちですが、最も重要な飲食店のコンテンツマーケティングの初期戦略は「まずは自店エリア内での集客を実現する」ということです。
どんなに全国的に有名な飲食店でも、創業初期は地元の方に愛され、地域のハブとなる存在でした。
飲食店という商圏が限定的な業態だからこそ、まずは確実に価値を提供できる方へ価値を届けていくことが大切です。
どんな場所に出店する場合でも、まずは以下の3点を明確にしましょう:
- その場所に来店されるのはどんな方か
- どんなときにお店を利用されるのか
- お店に来店された際に、何を求めているのか
これらを明確にし、適切な方に適切な価値が提供できる取り組みを進めていきましょう。
情報発信には様々な方法がありますが、「自店の商圏内にいる方に確実に認知してもらい、興味を持っていただける取り組み」から優先的に始めるとよいでしょう。
来店前に「なんとなく好き」な状態を作る
飲食店の情報発信では、来店前に「なんとなく好きだな」と感じていただけるような状態を作ることが理想です。
多くの方は「来店してからお客様はお店を好きになる」と考えがちです。これは間違いではありませんし、来店後にお店のファンになっていただけるケースももちろんあります。
しかし、SNSなどの事前の情報接触によってお店選びを決める場合は、お店に好意的な印象を持てるかどうかが非常に重要な要素となります。
多摩大学の研究では、ブランドイメージが購買意欲にどのように関連するかを検討し、ブランド名から連想されるイメージ(高級感や親しみやすさ)が購買行動に影響を与えることが示されています。
つまり、情報発信の目標は「来店前に自店に対して好意的な印象を持っていただくこと」になります。これを情報発信の品質基準として、戦略や取り組みを計画してみてはいかがでしょうか。
ターゲットの行動を常に把握し改善を続ける
飲食店が情報発信に取り組む上では「ターゲットの行動を把握し、常に改善を続けること」が非常に重要です。
情報発信は基本的にPDCAを回し続けることで最適化されていきます。つまり、成果を上げるためには継続的な改善が必須なのです。
そのためには、ターゲットの行動を常に把握して改善を繰り返すことを意識しましょう。
飲食店の情報発信成功事例
ここからは飲食店の情報発信の成功事例をご紹介します。
Friend in Hand(表参道カフェ)
2024年8月に東京・表参道にオープンしたばかりのカフェ「Friend in Hand」の事例を紹介します。
立地の良さも一因ですが、開店後すぐにお客様の集客に成功しています。
これは、公式アカウントで開店前から積極的な情報発信を行っていたことが要因の一つといえます。
また、開店後すぐに多くのインフルエンサーが来店し、多くのカフェ紹介アカウントでシェアされたことも集客成功の要因といえるでしょう。
開店前からの積極的な情報発信と、開店後のインフルエンサーや紹介アカウントからのシェアにより、効果的な集客を実現しています。
居酒屋哉月
現在、Instagramで国内外問わず話題沸騰中の「居酒屋哉月」の事例を紹介します。
居酒屋哉月の戦略は、Reelsを使った奇抜で面白い投稿です。
居酒屋とは思えない独自の世界観を持った投稿が話題を呼び、国内はもちろん海外でも注目を集めています。
投稿の目的は、主に従業員の方々がユニークなダンスを披露し、お店そのものに興味を持っていただくことです。
通常の飲食店が料理やレシピ等を発信するのに対して、非常にユニークな視点から投稿を作成・発信しています。これが大きな話題を呼んでいるのです。
21時にアイス
「21時にアイス」の事例も紹介します。
この飲食店は、お客様の心理をとらえた非常に面白いコンセプトが功を奏しています。
家族と、友だちと、恋人と。
普段より少しリッチなアイスで、特別な夜をお過ごしください。
夕食やお酒を飲んだあとに食べたくなる、あっさりとしたミルクアイスです。
というような、少し背徳的ではあるものの、誰もが共感できる気持ちをうまくコンセプトに織り込んでいます。
また「21時にアイス」という店名自体の意外性も、口コミでの拡散を促進し、話題化に大きく貢献しました。
情報発信だけでなく、訴求するコンセプトでもインパクトを生み出せることを示す好例です。
まとめ

飲食店のコンテンツマーケティングは、SNSを中心とした戦略的な情報発信が鍵となります。
大切なのは、まず自店の商圏内での認知と信頼を築き、その上で魅力的な投稿や口コミを通じてファンを増やしていくことです。
継続的な情報発信とお客様の反応を見ながら改善を重ねることで、低コストで効果的な集客を実現できるでしょう。

コンテンツマーケティングおたく。SEOとソーシャルメディアを活用したマーケティングが得意。大学在学中から店舗向けのSNSマーケティングサービスを提供。その後、都内のマーケティング会社にてSNSコンサルタントを経験。その後、SEOツールのセールスとして活動し、現在はメディア運営を主業務としたコンテンツマーケターとして活動中。
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