ラコステのマーケティング戦略

ワニのロゴが印象的なグローバルブランド「ラコステ」。

1933年に、当時ワニのように粘り強いプレーでそのキャリアを成功させたテニス選手、ルネ・ラコステによって創業されました。

現在多くの人を虜にしているラコステですが、どのようにしてその「スポーティーで高級」という地位を築き上げたのでしょうか。

今回はそんなラコステのマーケティング戦略についてお話していきます。

1. 出店の頭の良さ

ラコステは費用を抑えつつ、高い集客力を持つブランドとしても名高いです。

というのも、「ショッピングモールを中心に出店している」という点が強みなのです。

創業して、約90年近いラコステ。その権威性と安心感は一級品です。
この強みを生かして、ショッピングモール大手を中心に出店を行っています。

ショッピングモールを中心に出店することで、

  • 集客力の担保
  • ランニングコストの削減
  • 販管費の削減

を見込めます。

つまり、ラコステは徹底的に費用を抑えながら、売上を上げる「利益至上主義」を貫いているのです。

利益率を高めることが難しいアパレル業界で、ここまでの成長を遂げることができたのは、ラコステの「利益至上主義」があったからではないでしょうか?

常に

費用を抑えて、売上を上げる工夫

が大切ですね。

2. ロイヤリティ戦略

ラコステはまた、生涯を通して顧客に愛されるための施策も売っていました。

それが「生涯保障ポロ」というサービス。

このサービスはいかなる理由があっても、1年に3着まで同一の商品を新品と交換できるというサービス。

そのサービス対象の条件として、ゴールドメンバーという年間10万円以上30万円未満を購買した顧客とプラチナメンバーという30万円以上の購入額を超えた人が対象になります。

ラコステはしっかりとお金を落としてくれているロイヤルカスタマーを維持し、かつ新規を取り入れるこのサービスによって効果的に成長を遂げてきました。

ラコステはポロシャツに関する苦情件数は年間に0.02%と非常に低く、そのデザインや質に自信があるからこそ実施できる保証制度です。

このように

強みをもとに顧客に生涯買ってもらう

ことが大切です。

3. 価格

ラコステのターゲットは「中・高所得者層」です。

こういったブランドはすべて、「のれん代」で売上を上げる意識をしています。

単一の商品を販売し、ブランド全体としての価値に重きを置いたマーケティングを行っているのです。

いまでこそ、サングラスや帽子、アウターからパンツまで、多岐にわたる商品展開を行ってきたラコステ。

しかし創業した際は、一貫してテニスウェアの販売に振り切っていました。

ラコステといえばポロシャツですが、その原点もテニスウェアをひたすらに販売し続け、そこに顧客からの絶大な信頼をいただいたことが原点です。

つまり、販売量に注目し、その種類を増やそうとするのではなく、

のれん代としての価値

を高めていく努力が大切ですね。

4. まとめ

今回のラコステのマーケティングで学んだことは大きく3つあります。

  • 費用を抑えて、売上を上げる
  • 強みをもとに顧客に生涯買ってもらう
  • のれん代としての価値を見つける

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