マーケターであれば知っておくべき31個の最新Instagram統計データ

Instagramは今やソーシャルメディアの枠を超え、私たちの生活大きくかかわる「ライフスタイルアプリ」に成長を遂げました。
お店やサービスを探すときにも、なんとなく暇をつぶすときも、私たちの生活のあらゆるタイミングでInstagramは登場します。
そんなInstagramを使ってマーケティングを成功させるために、マーケターであれば知っておくべき最新のInstagram統計データを集めました。
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Instagramの利用者に関する統計
Instagramの月間アクティブユーザー数は20億人
statistaの調査によると、Instagramの月間アクティブユーザー数は20億人であることが分かっています。これは、Facebook、YouTubeについで3番目のユーザー数を誇っています。
最も多いユーザー数とまではいきませんが、世界で3番目に利用されているSNSプラットフォームとして、マーケティングへの活用が期待できるでしょう。
他のプラットフォームとの併用が一般的
Kepiosの調査によると、Instagramユーザーの99.8%が他のプラットフォームも利用していることが判明しています。Facebook(80.8%)、YouTube(77.4%)、TikTok(52.8%)との併用が多く見られます。このことから、マーケティング施策を検討する際は、クロスプラットフォームでの展開を視野に入れる必要があるでしょう。
1日の平均利用時間は33.1分
インサイダーインテリジェンスの調査では、成人ユーザーの平均利用時間が1日あたり33.1分で、前年から3分増加していることが分かっています。TikTok(53.8分)やYouTube(48.7分)と比較すると短いものの、着実な成長を見せており、広告配信プラットフォームとしての価値は高まっていると言えます。
コンテンツ利用の主目的は写真・動画の共有
Kepiosのレポートによると、ユーザーの70.4%が写真や動画の投稿・共有を主目的としており、64.8%が娯楽コンテンツの閲覧を目的としています。視覚的なコンテンツマーケティングが効果を発揮しやすい環境であることが示唆されています。
広告とマネタイズの実態
広告収入は順調な成長
Oberloのレポートによると、Instagramの広告収入は2023年に505.8億ドルを記録し、2024年には596億ドルに達すると予測されています。特にストーリーズ広告は全体の26.7%を占めており、重要な収益源となっています。
広告フォーマット別の効果検証
Braftonの分析では、フィード広告のCTRが0.22-0.88%、ストーリーズ広告が0.33-0.54%という結果が出ています。フィード広告の方が高いクリック率を示す傾向にあり、コンバージョン目的の施策では、フィード広告の活用を検討する価値があるでしょう。
広告コストの実態
WebFXの調査によると、CPCは$0.00-$0.25、CPMは企業の46%が$0.00-$4.00の範囲で運用しています。また、CPEは$0.03-$0.08と報告されており、比較的低コストでの広告運用が可能であることが分かります。
コンテンツパフォーマンスの実態
Reelsの高いリーチ率
Socialinsiderの分析によると、Reelsの平均リーチ率は30.81%で、他のコンテンツ形式の2倍の効果を示しています。ただし、エンゲージメント率は前年比25%減の1.23%となっており、質の高いコンテンツ制作の重要性が増していると言えます。
ストーリーズの効果
RivalIQの調査では、フォロワー1万人未満のアカウントでストーリーズのリーチ率が35%上昇していることが分かっています。ただし、7フレーム以降は視聴維持率が75%を下回る傾向にあり、簡潔な構成が求められます。
ユーザー属性とコンバージョン
コンバージョン率は小規模アカウントが優位
Bazaarvoiceの調査によると、Instagramでのコンバージョン率は、フォロワー数によって異なる結果が出ています。フォロワー数1万人未満のアカウントが1.3%と最も高く、10万人以下が1.1%、50-100万人のアカウントは0.7%となっています。小規模アカウントの方が、よりコミュニティに根差したエンゲージメントを生み出せている可能性があります。
年齢層分布は若年層が中心
プラットフォームの利用者層は、18-24歳が30.8%、25-34歳が30.3%と、若年層とミレニアル世代で全体の約61%を占めています。続いて35-44歳が15.7%、13-17歳が8%、45-54歳が8.4%、55-64歳が4.3%、65歳以上が2.6%となっています。若年層向けの商材を扱うブランドにとって、重要なマーケティングチャネルと言えるでしょう。
購買行動への強い影響力
Instagramの内部データによると、買い物客の70%が次回購入の検討にInstagramを利用すると回答しています。また、Kepiosの調査では、ユーザーの62.7%がブランドや製品の調査・フォローにプラットフォームを活用していることが分かっています。製品発見からブランド認知、購買検討まで、顧客journey全体をカバーできるプラットフォームとして注目されています。
インフルエンサーマーケティングの現状
インフルエンサー層の構成比
Statistaの分析によると、Instagramのインフルエンサー層は、ナノインフルエンサー(1,000-10,000フォロワー)が65.39%、マイクロインフルエンサーが27.73%を占めています。これは、様々な規模のインフルエンサーと協業できる機会が豊富にあることを示しています。
マーケターの注目度の高さ
2024年には、80.8%のマーケターがInstagramでのインフルエンサーマーケティングを計画していることが明らかになっています。この高い採用率は、インフルエンサーマーケティングの効果が実証されていることを示唆しています。
Google検索で6番目に検索されるキーワード
Googleの検索統計によると、Instagramは検索エンジンで6番目に多く検索されているキーワードであり、検索ボリュームは4億1,400万件に達しています。このことから、ユーザーのプラットフォームへの関心の高さが伺え、マーケティング活動の場としての価値が示唆されています。
インスタライブの高い視聴率
最新の調査では、毎日1億人以上のユーザーがInstagram Liveを視聴していることが明らかになっています。この数字は、リアルタイムコンテンツに対するユーザーの強い需要を示しており、ライブ配信を活用したマーケティング施策の可能性を示唆しています。
ユーザーの行動特性
ログイン頻度にみる利用実態
調査データによると、Instagramユーザーの38%が1日に複数回ログインしており、21%が週1回、16%がそれ以下の頻度でログインしています。この結果は、コアユーザーの存在と、より幅広い層への訴求の余地があることを示しています。
最多いいねを記録した投稿の分析
2022年FIFAワールドカップでのリオネル・メッシとチームメイトの写真は、7,540万件以上の「いいね!」を獲得し、Instagram史上最多の記録を達成しています。このケースは、スポーツやセレブリティと結びついたコンテンツの高いエンゲージメント可能性を示しています。
ユーザーの経済的背景
収入層別の利用傾向
統計によると、年収による利用率は以下のような分布を示しています:
- 年収10万ドル以上層の54%が利用
- 7-9.99万ドル層の49%が利用
- 3-6.99万ドル層の46%が利用
- 3万ドル未満層の37%が利用
高所得層ほど利用率が高い傾向にあり、プレミアム商品やサービスのマーケティングプラットフォームとしての可能性を示しています。
EC企業の活用状況
国別のInstagram活用率
オンラインストアのInstagram活用率は、米国が86%でトップ、次いで英国が81%、ドイツが75%となっています。先進国のEC企業がInstagramを重要なマーケティングチャネルとして位置づけていることが分かります。
ラグジュアリーブランドの影響力
2023年上半期のメディアインパクトバリュー(MIV)では、ディオールが7億8,200万米ドルで首位、ルイ・ヴィトンが5,500万米ドルで2位、シャネルが5億1,500万米ドルで3位となっています。ラグジュアリーブランドにとって、Instagramが重要なブランディングプラットフォームとなっていることが示唆されています。
投稿パフォーマンスの特徴
投稿フォーマットによるリーチ数の違い
分析によると、通常の画像投稿が平均2,002人のリーチに対し、カルーセル投稿は平均2,641人のリーチを記録しています。複数の画像を効果的に組み合わせることで、より多くのユーザーへの到達が期待できます。
地域別の投稿活性度
タグ付き投稿の57.2%が米国からの投稿となっており、地域によって投稿活性度に大きな差があることが分かっています。グローバルマーケティングを展開する際は、地域による利用傾向の違いを考慮する必要があるでしょう。
これらの統計は、Instagramを活用したマーケティング戦略を立案する上で、重要な示唆を提供しています。特に、カルーセル投稿の活用や、高所得層へのアプローチ、地域特性を考慮したコンテンツ設計など、より効果的なマーケティング活動の展開が期待できます。
コンテンツ効果の詳細分析
動画コンテンツの優位性
最新の分析によると、Instagram上での動画広告は写真広告と比較して3倍高いエンゲージメントを記録しています。また、プラットフォーム上での動画視聴時間は80%増加しており、動画コンテンツへのユーザーの関心が急速に高まっていることが分かります。この傾向は、コンテンツ制作の方向性を検討する上で重要な指標となるでしょう。
投稿の最適なタイミング
詳細な調査結果によると、Instagramへの投稿に最も効果的な時間帯は平日の午前7時から午前9時であることが判明しています。この時間帯にユーザーの活動が最も活発であり、投稿のエンゲージメント率が高くなる傾向が見られます。各ブランドの投稿スケジュールを設計する際の参考となるでしょう。
ビジネス利用の実態
ストーリーズの活用状況
調査によると、企業の36%がInstagramストーリーズを製品プロモーションに活用していることが分かっています。さらに、ユーザーの62%がストーリーズでブランドを見た後、そのブランドへの興味が増したと回答しており、ストーリーズが効果的なプロモーションツールとなっていることが示唆されています。
スポンサード投稿の市場価値
Instagramでのスポンサード投稿の平均費用は1,300ドルとなっています。この数字は、インフルエンサーマーケティングの市場価値を示す重要な指標であり、予算設定の際の参考となるでしょう。
業界別の活用傾向
教育分野での高いエンゲージメント
業界別の分析によると、高等教育分野でのエンゲージメント率が2.43%と最も高い数値を記録しています。これは、全業界平均の0.43%を大きく上回っており、教育コンテンツに対するユーザーの高い関心を示しています。
ファッション業界の活用事例
ファッションブランドの98%がマーケティングにInstagramを利用しているという調査結果があります。特に検索カテゴリでは「ファッションブランド」が12%と最も人気があり、ファッション関連コンテンツへのユーザーの強い関心が示されています。
このように、Instagram上での効果的なマーケティング活動には、業界特性や投稿タイミング、コンテンツフォーマットなど、様々な要素を総合的に考慮する必要があります。これらの統計データは、より精緻なマーケティング戦略の立案に役立つ重要な指標となるでしょう。
ユーザーとのコミュニケーション動向
企業とユーザーの直接的な対話
最新の調査によると、毎月1億5,000万人以上のユーザーがInstagramを通じて企業と直接コミュニケーションを取っています。この数字は、プラットフォームがカスタマーサービスや顧客エンゲージメントの重要なチャネルとなっていることを示唆しています。
ハッシュタグの効果的な活用
分析によると、Instagramで最もパフォーマンスの高い投稿には平均5.44個のハッシュタグが含まれていることが分かっています。適切な数のハッシュタグを活用することで、投稿の発見可能性を高め、より多くのターゲットユーザーへのリーチが期待できます。
世代別の利用傾向
Gen Z世代の利用実態
調査によると、GenZの65%がInstagramを利用しており、特にiOSユーザーの16~25歳では85%という高い利用率を記録しています。Gen Z世代はInstagramをDMの送信やストーリーの視聴など、コミュニケーションツールとして積極的に活用しています。
アメリカのプラットフォーム利用状況
2023年8月の調査では、デスクトップ、モバイル、タブレットデバイスを合わせたアクセス数で、Instagramは米国で2番目に多いソーシャルメディアプラットフォームとなっており、全ソーシャルメディアアクセス数の15.85%を占めています。
投稿効果の詳細分析
人物写真の効果
研究によると、人物の顔が写っている写真は、顔が写っていない写真と比較して約38%高いパフォーマンスを記録しています。これは、人間的な要素を含むコンテンツがユーザーとより強い共感を生み出すことを示唆しています。
投稿頻度の最適化
業界平均として、Instagramへの投稿頻度は1週間あたり約4.7件となっています。この数字は、定期的なコンテンツ更新の重要性を示すと同時に、過度な投稿を避けるための指標としても活用できます。
まとめ:2024年のInstagramマーケティングの方向性
以上の統計データから、2024年のInstagramマーケティングでは以下の点に注目する必要があります:
- 若年層・ミレニアル世代をターゲットとした戦略立案
- 小規模アカウントの特性を活かした施策展開
- Reelsを中心とした動画コンテンツの強化
- ナノ・マイクロインフルエンサーの戦略的活用
- クロスプラットフォームを視野に入れたコンテンツ設計
これらの統計を基に、自社の状況や目的に合わせた効果的なマーケティング戦略を構築することが重要です。特に、プラットフォームの特性を理解し、適切なコンテンツフォーマットとインフルエンサー層の選択を行うことで、より効果的なマーケティング活動が実現できるでしょう。

コンテンツマーケティングおたく。SEOとソーシャルメディアを活用したマーケティングが得意。大学在学中から店舗向けのSNSマーケティングサービスを提供。その後、都内のマーケティング会社にてSNSコンサルタントを経験。その後、SEOツールのセールスとして活動し、現在はメディア運営を主業務としたコンテンツマーケターとして活動中。


