
近年、マーケティング業界は目まぐるしい速度で変化し続けています。
生成AIの台頭はもちろん、顧客の情報収集の方法や購買行動も大きく変化しています。
そんな変化に、私たちマーケターは根拠をもってキャッチアップし続けなければなりません。
今回、「コンテンツマーケティング」を主軸としたテーマで、「2024年に知っておくべき60個のコンテンツマーケティング統計」をご紹介していきます。
海外の分析レポートや権威あるエージェンシーの調査を基に、数値ベースでまとめています。ぜひとも、記事の執筆や提案、コンテンツ作成に活かしていただけると幸いです

AIに関するコンテンツマーケティングの統計データ
まずは、今世間を賑わせている「生成AI」について、コンテンツマーケティングと絡めたデータをご紹介します。
- 中小企業の経営者やマーケティング担当者の 67% がコンテンツ マーケティングや SEO に AI を使用しています。( Semrush )
- AI を活用するマーケティング担当者は、ROI が平均 70% 増加します。( Kibo Commerce )
- B2B マーケティング担当者の 58% が、コンテンツ マーケティングのおかげで 2023 年に売上と収益が増加したと報告しています。( Content Marketing Institute )
- マーケターのAIの将来に対する全体的な感情は分かれており、44%がSEO戦略にプラスの影響があると予測し、51%は影響がないと予測し、5%はマイナスの影響があると考えている(HubSpot)
- AI を活用している企業の 66% にとって、トラフィックはコンテンツ マーケティングの重要なパフォーマンス指標の 1 つです。( Semrush )
- マーケティング担当者の 39% は、AI 生成コンテンツがランク付けされるまでに約 2 ~ 3 か月かかると報告しています。( Semrush )
- 中小企業の 51% は、AI ライティング ツールのおかげで長文コンテンツに追加費用をかけていないと回答しています。また、93% の企業がさまざまな方法で AI コンテンツをレビューおよび編集しています。( Semrush )
- コンテンツ マーケティング担当者は、コンテンツ(47%) とデザイン要素(28%)の生成にAI ツールを使用していると報告しました。(Siege Media)
- AI を活用している企業の43.8% が平均以上の成功を報告しています。(Siege Media)
- コンテンツマーケティング担当者の83.2%が2024年にAIツールを使用する予定であり 、2023年の64.7%から30%近く増加しています。(Siege Media)
コンテンツマーケティングの市場規模に関する統計データ
次に、コンテンツマーケティング自身の市場規模についてもお話します。
- 我が国の2020年のコンテンツ市場規模は11兆8,275億円となっている。(総務省)
- 企業の54.5% が、 2023 年よりも 2024 年にコンテンツ マーケティングに費やす金額を増やす予定です。(Siege Media)
- 世界のSEO対策の市場は年平均9.6%の成長率を示し、2028年には約1,221億米ドルの市場規模に達する。(RESERCH AND MARKET)
- 国内におけるSEOの市場規模は2016年には430.2億円に到達し、2018年には500億を突破(クロスフィニティ株式会社)
コンテンツ戦略に関する統計データ
次に重要になる「コンテンツ戦略」に関するデータです。
- BtoB企業のうち、「コンテンツ戦略を書面として作成して活用している企業」の87.5%が「ビジネス上の成果を上げている」と回答している(Content Marketing Academy)
- BtoC企業のうち、「コンテンツ戦略を書面として作成して活用している企業」の100%がビジネス上の成果を上げている」と回答している(Content Marketing Academy)
- B2B、B2Cのいずれにおいても、「オーディエンス構築に成功している」と回答した場合は、B2B、B2Cの100%が「ビジネス上の成果をあげている」と回答。(Content Marketing Academy)
コンテンツマーケティングの施策実行に関する統計データ
ここからは少し分類分けしつつ、「コンテンツマーケティングの施策実行に関するデータ」についてお話します。
施策の実行準備に関する統計データ
まずはコンテンツマーケティングの施策を実行する前段階で役立つ情報です。
- コンテンツを「5年以上発信している」と回答した担当者の79.1%が「ビジネス上の成果を上げていると回答。
- BtoBでは「エディトリアルカレンダーを活用している」と回答した担当者のうち、「ビジネス上の成果をあげている」と回答した人が20%(Content Marketing Academy)
- BtoBの担当者のうち、「コンテンツの成果を測るための指標を持っている」と回答した人の81.3%が「ビジネス上の成果を上げている」と回答。(Content Marketing Academy)
施策の運用に関する統計データ
次に施策を実際に運用していく際に役立ちそうな情報をご紹介します。
- 中小企業の経営者やマーケティング担当者の約 80% が、コンテンツを自分で書いていると報告しています。17% が社内ライターを雇い、14% がフリーランサーと仕事をしている。( Semrush )
- BtoB、BtoCのいずれにおいても「コンテンツの品質の平準化のために運営指針/マニュアルを作成している」と回答した担当者のうち、BtoBの80%、BtoCの55%が「ビジネス上の成果をあげている」と回答(Content Marketing Academy)
- BtoB、BtoCいずれも「コンテンツマーケティングの運営を外注している」と回答した担当者のうち、BtoBの69.2%、BtoCの63.6%が「ビジネス上の成果を上げている」と回答(Content Marketing Academy)
- 直近12か月でオウンドメディアを活用したと回答したBtoCの担当者のうち、57.5%が「ビジネス上の成果を上げている」と回答(Content Marketing Academy)
- マーケティング担当者の 49% が AI を使用してメールのコピーを作成している。( HubSpot )
コンテンツマーケティングの体制に関する統計データ
次に、コンテンツマーケティングの体制に関する統計データをご紹介します。
- BtoBの48.0%、BtoCの58.5%が「1名、または専任のメンバーがいない」状態でコンテンツマーケティングを運用している。(Content Marketing Academy)
- B2B、B2Cのいずれも70%以上の担当者が、何らかのかたちでコンテンツマーケティングを外注をしている。(Content Marketing Academy)
- BtoBの65.3%、BtoCの58.5%が、「コンテンツ制作を外注している」と回答し、最も割合が多い(Content Marketing Academy)
本記事があなたのコンテンツマーケテイングの一助に慣れれば幸いです。

SEO対策に関する統計データ
ここからはSEO対策に関する統計データです。
SEOはマーケティングで最も重要なチャネルであるにもかかわらず、アップデートなどの外的要因の影響によって成果が左右されやすいチャネルです。
よってSEOに取り組むマーケターは、最新の情報をキャッチアップし続ける必要があるでしょう。
ここではいくつかの分類に分けて、実際のSEO対策に関する統計データをご紹介します。
SEO全体に関する統計データ
まずはSEO対策全体のデータをご紹介します。
- コンテンツ消費の51%はオーガニック検索から生まれる。(kuno creative)
- Google検索結果の2ページ目をクリックする検索者は1%未満(Backlinko)
- コンテンツ マーケティング担当者の 79% がアクティブなブログを運営している。( Content Marketing Institute )
- すべてのウェブサイトの最大のトラフィックソースはオーガニック検索(HubSpot)
- 2020年、Googleのモバイルおよびデスクトップ検索の64.82%は「ゼロクリック検索」(別のウェブページにアクセスせずに検索結果で終了)(SparkToro)
- 顧客が検索や Google マップを閲覧する際に、完成されたビジネス プロフィールを見ると、そのビジネスを「評判が良い」と考える可能性が 2.7 倍高くなります ( Google)
- ビジネスプロフィールが充実している企業は、顧客が来店する可能性が 70% 高く、購入を検討する可能性が 50% 高くなります ( Google)
- SEO 戦略を採用したウェブサイトやブログでリードを集め、コンバージョンにつなげているマーケティング担当者はわずか 29% ( HubSpot)
- マーケティング担当者の70%以上が社内SEOスタッフを雇用しているのに対し、外部コンサルタントを活用しているのは38.7%(Searchmetrics)
- 最近の SEO 調査では、回答者の約 40% が、マーケティング予算全体の 40% 以上をオーガニック検索に割り当てていると回答している (Searchmetrics、2022 年)。
被リンク(外部評価)に関する統計データ
次に被リンク(外部評価)に関する統計データをご紹介します。
- Semrushの13か月間の調査では、上位100のドメインのほぼすべて(92.3%)に少なくとも1つのバックリンクがあった(Semrush)
- Google の上位の結果には、2 位から 10 位の結果よりも平均 3.8 倍多くのバックリンクがあります ( Backlinko)
- SEO 専門家の約 67.5% が、バックリンクが検索エンジンのランキングに影響を与えると考えています ( uSERP )
- すべてのクリックの3分の2以上(68.7%)がオーガニック検索結果の上位3つに送られる(First Page Sage)
- 上位のオーガニック検索結果は、上位の有料検索結果よりも平均で 19 倍多くのクリックを獲得する ( First Page Sage)
キーワードに関する統計データ
ここではキーワードに関する統計データをご紹介します。
- Backlinko は、タイトルタグにキーワードを使用することと、最初の SERP でのランキングの上昇との間にほとんど相関関係がないことを突き止めました ( Backlinko )
- ロングテールキーワードはGoogle検索の大部分を占めています(Semrush)

- ユーザーは、ローカル検索のキーワードの 57% をモバイル デバイスまたはタブレットから検索している ( ReviewTrackers )
- モバイルデバイスからの検索はウェブトラフィックの41%を占め、最も多くを占めている(HubSpot)
- 平均的なウェブページの読み込み時間は、デスクトップよりもモバイルで 87.84% 長くかかる ( Backlinko )
本記事があなたのコンテンツマーケテイングの一助に慣れれば幸いです。

ソーシャルメディアに関する統計データ
ソーシャルメディアは、コンテンツマーケティングの中でも、最も気軽にそして一番成果の出しやすいチャネルといえるでしょう。
- コンテンツ マーケティング担当者の 90% が、コンテンツを配信するためにソーシャル メディアを利用しています。( Content Marketing Institute )
- ソーシャル メディアでコンテンツを共有することは、最も有効な施策であり、56% が使用しています。( Semrush )

- 人々は1週間あたり平均17時間のオンライン動画コンテンツを視聴します(Wyzowl)
- 消費者が YouTube で買い物をすると、購入の決定がより早くなると回答した人は 87% に上ります ( Google)
- マーケターの80%以上が、動画コンテンツがこれまで以上に「重要」になっていることに同意しています(Vidyard)
BtoBのコンテンツマーケティングに関する統計
ここからはもう少し風呂敷を広げ、「BtoBのコンテンツマーケティングに関する統計」をご紹介します。
- B2B企業は、他のどのチャネルよりもオーガニック検索から2倍の収益を生み出している(BrightEdge)
- SEO は、ソーシャルメディアとメールマーケティングに次いで、B2B 企業にとって 3 番目に多く実施されているマーケティング施策 ( Sagefrog )
- B2B バイヤーは、購入プロセスで最も多くの割合 (27%) をオンラインでの自主的な調査に費やしている ( Gartner )
- B2Bの購買担当者の10人中8人は、アポイントメントを打診されるよりも営業担当への問合せを自発的に行いたいと考えている(Google)
- B2B 事業者の約 57% は、自社のマーケティング チームが作成するコンテンツが「一般的で反応がない」と感じている ( McKinsey )
- B2B バイヤーの約 94% は、営業担当者に連絡する前に、購入する商品について「ある程度」または「十分に」情報を得ています ( Google)
- B2Bバイヤーの約81%は、製品やサービスの使い方を知る際、コンテンツを読むよりも動画を見ることを好む(Brightcove)
最後に
本記事では様々なコンテンツマーケティングに関する統計をご紹介しました。
中には意外なものや、なんとなくわかっていたけど数値として初めて認識したものなどがあったかと思います。
コンテンツマーケティングは奥が深く、教科書はありません。
効果的な手法も、メソッドもすべてが「各企業の努力による賜物」であり、成功事例だけを横展開して成功できることはほとんどないでしょう。
よって日々情報を収集し、ユーザーのインサイトを探り、「どんなコンテンツなら行動を起こしてくれるか?」を考え続けることが重要です。
本記事があなたのコンテンツマーケテイングの一助に慣れれば幸いです。


コンテンツマーケティングおたく。SEOとソーシャルメディアを活用したマーケティングが得意。大学在学中から店舗向けのSNSマーケティングサービスを提供。その後、都内のマーケティング会社にてSNSコンサルタントを経験。その後、SEOツールのセールスとして活動し、現在はメディア運営を主業務としたコンテンツマーケターとして活動中。
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